🙅‍♂️カワイ株トピックス

◆人の健康になくてはならぬ腸内細菌

kawai80.kawai160.kawai300.kawai900



※腸内細菌は肥満の大敵コレステロールを変換する

人の便から採取した腸内細菌は、肥満の大敵コレステロールを腸管から吸収されにくい物質のコプロスタノールへ100%変換します。(試験管内実験)

変換に伴いPH濃度は中性(PH7)から酸性(PH6あたり)に変化します。


※腸内細菌とコレステロール

腸内細菌の代謝作用によってコレステロールから生理活性のより強いステロイドの生成についてラットで実験を行いました。

盲腸内容物、結腸内容物、糞便を使用して実験を行ったところ多種類のステロイドホルモンが生合成されていることが判りました。

※このことから腸内細菌がコレステロールからステロイドホルモン生成に関与していることが明らかとなりました。


腸内細菌としての常駐乳酸菌定着量

※乳酸球菌エンテロコッカスは最も多く胃腸管に常駐しています。 

人の胃腸管には他の乳酸菌を凌ぎ乳酸球菌エンテロコッカス・フェカリス菌が常駐してます。  

(胃腸管内容物1g当りの存在数)

※重要なことは乳酸球菌エンテロコッカスの定着率が最も高く胃でビフィドバクテリウムは8000個(内容物1g)の存在に対しエンテロコッカスは1億個も定着していることです。 

【胃:1億個~百億個、小腸:百億個~1千億個、大腸:1兆個】

腸内細菌は「第三の臓器」と言われ中でも乳酸球菌エンテロコッカスは重要な存在です。

◆エンテロコッカスの定着分布

エンテロコッカスは腸管の各部でどのように分布しているかを調べるために無菌ラットに人から分離した3種類の乳酸菌(エンテロコッカス・ラクトバチルス・ビフィドバクテリウム)を投与し8週間後に胃腸管の各部位の内容物に定着している菌と各部位の壁に定着している菌を調べました。

<乳酸球菌エンテロコッカスは他の乳酸菌を遥かに凌ぎ胃腸管に多く定着していました>

これは乳酸菌の中で乳酸球菌エンテロコッカスが最も重要な乳酸菌で胃腸管をコントロールしていることを意味します。  

エンテロコッカスは内容物では回腸以下と糞便で圧倒的に菌数レベルが高く(10⁹~10🔟個/g当り)壁では下部腸管の方が上部腸管よりも高くなっている事がわかります。

ラクトバチラス・ビフィドバクテリウムは内容物では、盲腸、結腸、糞便でのレベルが高く壁では盲腸と結腸でのレベルが高くなっています。

しかし、エンテロコッカスの菌数レベルと比べるとラクトバチラスで約100分の1程度にしか過ぎません。

この様に人から分離した乳酸菌は宿主が違うラットでも高いレベルで定着し乳酸菌の中でエンテロ・コッカスが最も優勢な定着をしている事もわかりました。

※人には人の乳酸菌が最も良く定着する。

この定着しているエンテロコッカスの菌種を調べるとエンテロコッカス・フェカリス、フェシウムなど腸管型のエンテロコッカスで口腔型のエンテロコッカスは定着していない事もわかりました。

エンテロコッカスの定着性は「ビフィドバクテリウムより100倍」も高くデーターなしに云われて来たビフィドバクテリウムの定着性が高いと言う神話はここに崩れ去りました。

研究者はどんな場合てもデーターに基づかない神話は述べてはならないことの実証である。

エンテロコッカスの定着性は腸管下部(回腸以下)に多く存在し定着すると云われて来ましたが私の実験結果からエンテロコッカスは胃から糞便に至る腸管に高いレベルで定着している事がわかりました。


※腸内細菌としてのエンテロコッカス

腸内細菌としてのエンテロコッカスは大腸菌の発見の翌年1886年に同Escherrichによって発見され、初めはミクロコッカスとして報告されました。

※エンテロコッカス(乳酸球菌)は回腸以下の下部腸管に多く定着し特に回腸や盲腸

ではラクトバチルス(乳酸桿菌)の100倍以上、約10億個(腸内内容物1g当たり)も定着しています。

※人の腸管にはDグループのエンテロコッカスが圧倒的に多く定着しています。

※人の糞便のエンテロコッカスを調べると図のように幼児も成人も数はほぼ一致しています。


◆カワイ株による乳酸菌の増殖作用

※乳酸球菌カワイ株は腸内の乳酸菌を大幅に増殖させる作用があります。

人の腸管には約300種100兆個も存在する腸内細菌を健全に維持することは人の健康にとって重要です。

中でも人の腸内に常駐する代表的有用菌、乳酸菌の維持・増殖は整腸作用のみならず、あらゆる病気に抵抗するために必要です。

そこで典型的な腸内細菌由来の乳酸菌(ラクトバチルス、ビフィッドバクテリウム)と乳酸球菌(エンテロコッカス)に対するカワイ株死菌体粉末の増加効果をテストしました。

図のようにビフィッドバクテリウム・アドレセンティスアドレセンティス(B.アドレッセンティス)、ラクトバチルス・アシドッフィラス(Ⅼ.アシドフィラス)の乳酸菌がカワイ株死菌体粉末5mg/mlの投与によってB.アドレッセンチティアドレッセンチスアドレッセンティスは100倍、Ⅼ.アシドフィラスでは1万倍、エンテロコッカス・フェカリスでは1mg・mlで150倍にも増加していることが判りました。

この事はカワイ株の死菌体粉末がいかに乳酸菌や乳酸球菌を莫大に増加させ腸内細菌の維持に役立っているかの証明であり、整腸作用のみでなく人の健康に重大な役割を果たしているかを示しています。


※人には人の乳酸球菌が最も良く定着する

乳酸球菌は腸管上皮をおおっている糖タンパク(ムチン)や糖脂質から構成されている粘液層によって腸管上皮に付着しています。

人から採取した乳酸球菌とサルおよびラットから取れた乳酸球菌との付着率を比較しました。

驚くべきことに人から採取された乳酸球菌は人の腸管によく付着するのですがサルやラットには付着しにくいことが分かりました。

逆にサルやラットの乳酸球菌も人の腸管に付着しにくいことがわかりました。

こうした点で人から取れた乳酸球菌とサルやラットから取れた乳酸球菌とは相違していることが分か。

このことは進化の過程で人類の乳酸球菌がほかの哺乳動物の乳酸球菌と大きな差がでてきたことを意味します。

これは乳酸球菌の研究で初めて証明された「進化」の一例と言えます。


※腸内細菌は皮膚細胞を活性化する

皮膚細胞は老化と共に活性を失い細胞増殖が低下します。

若い時は細胞の活性が高いので瑞々しい肌をしてますが年と共にシワやシミそして弾力が

失われてきます。

老化細胞が分解されず蓄積すると様々な疾病の原因ともなります。

老化は生理的現象として避けて通れませんが腸内細菌が関係しているともいわれています。

コレステロールは腸内細菌により変換され細胞を形成に無くてはならない重要物質です。

腸内環境(腸内細菌・乳酸菌)を整え身体の資源を大切に使いましょう。

※カワイ株は腸内の乳酸菌を増殖させ健康や皮膚細胞に良い影響を及ぼす作用をします

※細胞の活性は古い皮膚細胞を新しい皮膚細胞へ変換する重要な働きです!