風邪は私達にとって馴染みが深いものですが、一般的には熱っぽい・寒気がする・頭が痛い鼻水が出る・くしゃみや咳が出るなどの症状に対して漠然と診断される非科学的な病名です。
誰でも1年の中で何回か罹り一見簡単そうな病気ですが医学が進んだ今日でも、その正体は以外に複雑で正確に言い表す事が難しい病気です。
強いて医学的に定義するなら呼吸器(鼻・咽喉、喉頭、気管支、肺)粘膜の球性炎症疾患ということになります。
色々な症状を総括して呼ぶならば、風邪症候群という事になります。
風邪の病原体は沢山の種類がありますが大部分(90%以上)は、ウイルスです。
残りは数種類の最近とマイコプラズマと呼ばれるものです。
これ迄、多くの研究者がウイルスの調査・研究が行い150種類以上が判明しています。
しかし未だ分からないウイルスが30%以上有ると言われ厄介な事に風邪の王様と言われるインフルエンザ等は毎年少しづつ型を変え10年に一度は大変異を起こし大流行となります。
この様に風邪の病原体は少しずつ型を変える為、種類が増える事は有っても減る事はなく私達の免疫力は、どんな型の抗原に対しても抗体を作る力を持っていますが1抗体は1抗原にしか効果が有りません。
毎年型の変わる病原体に対し毎年新たな抗体の型を起こす必要があり、これが何年経っても同じ様に風邪を引く原因です。
従って風邪を絶対引かないという事は無理ですが問題は風邪の治りが早いか!遅いか!と言うことになります。
1.風邪を早く直して、寝込まない様にする為には免疫力を最大限高めること。
2.風邪は万病の基と言われ風邪らしい症状が髄膜炎・脳炎、麻疹などの場合がある。
3.夏は高湿度、冬は低湿度を避ける等、ウイルスが増えにくい環境を整える。
※カワイ株は免疫力を高めウイルス対する抗体産生を強め、風邪の治りを早くするだけでなく風邪を引き難くする働きがあります。