maruto kawai-hanbai
核酸とは体をつくる元となり新しい細胞をつくり出すために必要不可欠な成分です。
核酸は細胞をつくり出す情報をもつDNAと情報を元に細胞の材料となるたんぱく質を合成するRNAがあります。
また、老化を予防し体を若々しく保つ効果があることで知られています。
●基本情報
核酸は細胞核の中に存在し生物生存のための遺伝情報を持っているDNAと生物の細胞にとって重要な材料であるたんぱく質をつくり出す働きを持つRNAによって構成されています。
人間の体には約60兆個もの細胞が存在しており、数カ月でほとんどすべての細胞が生まれ変わるといわれています。
様々な生命活動のもとになる細胞の材料は細胞を構成する主要成分である「たんぱく質」と「核酸」です。
たんぱく質を摂取するとすぐに体の血や肉となるのではなく、体に吸収する働きを持つ酵素によって消化・代謝され、アミノ酸へと分解されます。
分解されたアミノ酸は、皮膚や爪、髪など様々な場所に必要に応じてたんぱく質に組み立て直されます。
核酸は、この分解されたアミノ酸をたんぱく質に組み立てる作業を行う役割を担っているのです。
●核酸の働き
核酸はDNAとRNAの2つに大別され、その働きはそれぞれ異なっています。
DNA:細胞の遺伝子情報の保存と伝達を行う細胞部分に存在し、たんぱく質を作り出すためのアミノ酸の組み合わせ情報をもっています。
RNA:主に細胞質の中に存在し、DNAの情報に基づいてアミノ酸からたんぱく質をつくり出しています。
つまり、DNAは遺伝子情報をもつ設計士であり、RNAはその情報に従って必要なたんぱく質をつくり出す大工の役割なのです。
しかし、この核酸が不足すると細胞の生まれ変わりである新陳代謝がうまく行われず老化が促進されたり疲れやすくなったりすることがあります。
そのため核酸は新しい細胞をつくり、健康で若々しい体を保つために重要な成分だといえます。
●美肌効果
皮膚は絶えず外気にさらされており、紫外線などの影響を受けることによって老化が目立ちやすい部分といえます。
また、特に皮膚は細胞の生まれ変わりが活発であるため、他の部分より多くの核酸が必要となります。
「肌の曲がり角」といわれる20歳前後を過ぎると、肝機能が衰え、核酸が体内でつくられる量が徐々に減っていきます。
核酸が不足してしまうと、ターンオーバーのサイクルが長くなり、様々な肌の老化現象が引き起こされます。
肌の老化現象の1つとして、肌の潤い不足が挙げられます。
肌の水分を保つ成分や、皮脂の分泌量が少なくなるために、肌に潤いがなくなり、乾燥しやすくなります。
また、新陳代謝が衰えると、古い角質が肌の表面に蓄積されたままになるため肌荒れが起こりやすくなったり、紫外線から肌を守るメラニン色素が皮膚の中に残りやすくなってしまい、日焼けによるシミやソバカスが出来やすくなります。
核酸を補い、細胞の新陳代謝を活発にさせることによって、肌の老化を防ぐことができます。
●疲労回復効果
核酸が分解されることによってできる尿酸には、体内で発生した活性酸素[※4]を抑制する抗酸化力を高める働きがあります。
活性酸素は紫外線やストレス、喫煙、食品添加物、残留農薬などによって発生し、核酸の1つであるDNAを傷つけてしまいます。活性酸素により細胞が傷つけられると、疲労や倦怠感の原因となります。
特に現代人の生活環境は活性酸素が発生しやすいといわれているため、核酸を補うことによって疲れにくく若々しい体を保つことができます。
また、核酸の構成成分であるアデノシンとヌクレオシドには、血流を改善させ、細胞を活性化することで新陳代謝を活発にさせる働きがあるため、冷え性や肩こりを改善する効果もあります。
●免疫力を高める効果
乳幼児に核酸を含む食事を摂取させると免疫物質(IgA, IgM)が増加することが報告され、また術後の感染症の予防に役立つことが報告されており、核酸に免疫力を高める効果が期待されています。
●髪を健康に保つ効果
老化現象のひとつである白髪や抜け毛は、頭皮の栄養状態と大きな関わりがあります。
髪が伸びる仕組みは、頭皮の内側に潜っている毛根にある毛母細胞が分裂を繰り返すことによるものです。核酸は、毛母細胞の活動を支配しているため、核酸が不足することによって、白髪や抜け毛といった毛髪の老化が引き起こされてしまいます。
核酸が細胞の生まれ変わりを促進することによって、健康な髪を保ちつことができます。
●脳の機能を改善する効果
脳に必要な栄養素である核酸(RNA)を十分補うことで、脳の細胞の減少を抑え、脳の老化を防ぐことができます。
核酸(RNA)が多く含まれるビール酵母を高齢者に与えたところ、記憶力が増した、認知症が回復したという結果も報告されています。
つまり、核酸(RNA)を補給することによって、脳が活動するためのエネルギーが増え、頭がよく働くということです。
●貧血を予防する効果
核酸が血液の成分をつくり出すことによって、貧血を予防する効果があるといわれています。
血液は、骨髄にある幹細胞[※6]でつくられており、赤血球や白血球、リンパ球、血小板などの様々な血液成分が絶えず生み出されています。つまり、骨髄は細胞の生まれ変わりが活発に行われている場所といえます。
貧血の原因には、鉄不足によるものと、血液の成分不足によるものがあります。後者の場合は、血液の成分をつくり出すために必要な核酸を積極的に補い、新陳代謝を活発にさせることによって、貧血を予防する効果が期待できます。
●肥満を予防する効果
肥満を防ぐためには、新陳代謝を活発にさせて、脂肪の燃焼を促すことが重要となります。積極的に運動をしてエネルギーを消費することも大切ですが、もう1つ注目すべきなのが「基礎代謝」です。
基礎代謝とは、生命活動を維持するために、運動をしていなくても、自然に消費するエネルギーのことです。
この基礎代謝を活発にさせるためには、原料となる核酸が必要となります。
核酸が新陳代謝を活発にすることによって、基礎代謝を高め、肥満を予防する効果を発揮します。
※ターンオーバーとは
肌が生まれ変わる周期のことです。
ターンオーバーは20歳頃までは28日前後で生まれ変わるといわれていますが、ターンオーバーは年齢とともに遅れていき、40歳を過ぎると40日以上かかるようになります。
年齢とともに肌の透明感やハリが失われる原因のひとつです。
※活性酸素とは
普通の酸素に比べ、著しく反応性が増すことで強い酸化力を持った酸素のことです。体内で過度に発生すると脂質やたんぱく質、DNAなどに影響し老化などの原因になるとされます。
※認知症とは
ルツハイマー病とも呼ばれ、物忘れが激しくなる、理解力や判断力が低下す、以前熱中していたことに興味を示さなくなるといった症状が挙げられます。
※幹細胞とは
細胞のもとになる細胞のことです。
自分自身が増える複製能力と、ほかの細胞になる能力を備えています。
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