株式会社マルト-
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◆肺炎と風邪が混同されたりしますが風邪は口腔から咽頭・喉頭・気管という上気道の粘膜にウイルスが感染して炎症を起こす病気です。
◆肺炎は酸素と二酸化炭素を交換する肺胞に炎症を起こす病気でウイルスや菌などが感染する場所が違います。
◆一般的には最初風邪を引き、風邪をこじらせると肺炎になる可能性があります。
◆更に違いは感染原因が風邪はウイルス、肺炎は菌という事です。
◆私達の気管支は粘膜細胞に覆われていますが円柱上皮細胞と杯細胞という2種類の細胞で構成され円柱上皮細胞にはウイルスなどの異物を捉える線毛が付いています。
◆この線毛が炎症で剥がれ落ちたり円柱上皮細胞が壊れると細菌に感染し易くなり肺炎が引き起こされます。
◆また老人は肺炎になり易いと言われますが寝ている間に唾液が間違って気管に流れ込み唾液に含まれる細菌が肺に入ってしまう事に起因します。
◆老人は喉の反射が鈍くなり食べ物で咽る傾向があり危険性が高くなります。
◆風邪と肺炎の区別は医者でも難しいのですが単純な見分け方として痰があります。
◆風邪のウイルス感染は痰の色は透明或いは白色ですが肺炎の細菌感染は黄色あるいは緑色を帯びいるのが特徴です。
※従って肺炎の殆どはウイルス感染後の細菌による二次感染の為、治療は抗生物質で対抗し、免疫力を高め二次感染を防ぐ事が重要です。